2007年8月28日の皆既月食記録（北軽井沢）
観測地；北軽井沢　/　撮影者；田中　千尋（北軽井沢ネットワーク）
カメラ・レンズ；ファインピクス Ｓ２Ｐｒｏ　200mm
協力・動画製作；まえちゃんねっと
北軽井沢は奇跡的に晴れて、皆既月食をほぼ全部観望できました。
赤道儀・レリーズ不使用、ピントも甘いので、参考写真としてご覧ください。
月食当日に掲載した「速報暫定版」はこちらです。
2007/8/30公開：皆既月食ムービー↓
ムーンライトセレナーデとともにお贈りする皆既月食'07
（2007/9/1更新、ページが開くまで多少時間が掛かります。）
合成連続写真　拡大写真
鷹繋山から昇る、皆既直前の月。
雲に邪魔されています。
皆既中の月。赤い月がぽっかり浮かんでいる、不思議な光景。
皆既中は赤銅色に見えます。
樹木と一緒に写したのですが、樹木がよく写っていません。拡大写真
ものすごく立体感のある月でした。
月面に赤いウサギが見えます。
月から地球を見たら、逆に日食が起きていたはずです。
快晴ではなかったので、時々雲がかかりました。拡大写真
皆既終了直前の月です。
まるで火星を間近で見ているようです。
皆既終了。左下に本来の月の明かりが姿を見せました。
月のダイヤモンドリング。一番幻想的な瞬間。拡大写真
＊日食のダイヤモンドリングとは原理がちがいます。
皆既終了後に再び現れる月。鎌のように細い。
２７日月に似ていますが、形が明らかに異なります。
地球の影の直径がだいたい想像できます。
これも月食でしか見られない月の形です。拡大写真
普通の半月（下弦の月）は明暗境界が直線ですが、これは曲線。
通常の月は、半月を過ぎると、明暗境界が外側にふくらみ、
ラグビーボールのような形になりますが、
月食の場合境界線が内側にへこんでいます。
おせんべいをかじったような形の月。拡大写真
月食の時だけに見られる形です。
地球の影が「月を追い越していく」感じです。
宇宙空間に巨大な影があるのは不思議です。
だんだん満月に戻って終わりました。拡大写真
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